言の葉の舟 四海を行く

家族と自然と人の心を愛する心筆家のブログ

二十四節気

「満ちる時間」

茹だるような暑さを 思い出すこともできないくらいに この金色の風に 撫でられて 朝に白露が輝く 夕に空を見上げると ちょうど中秋に 満ちる月 あと僅かな膨らみを 少しずつ空に集めて 満月になる 白露が その足りない場所に 舞い上がり あと二日重なり 空の…

「夏の雪」

季節が巡る この庭で 空を追い 雲に流れて 思いを掴み直す 蒸し返す空の中 暑い盛りを気にもせず 涼やかに白く咲く 百日咲く夏の花 処暑を越えて 名も知らぬ雲の下で ふわりと花弁を散らし 夏の雪 いずれ 天を衝く青空に秋風渡り 花弁を舞い上げ 遠くの月 冷…