言の葉の舟 四海を行く

家族と自然と人の心を愛する心筆家のブログ

「愛しさは風に吹かれて」

 

揺れる揺れる
藤レース


あなたの髪に
光をつけたり外したり


その花房に手を触れて
背中を追いかけ 後を行く

 

 

愛しさなんて
口にするのも面はゆい


四半世紀ほど暮らしを醸せば
空気のような夫婦の形
無くなる息苦しさも
ありすぎる過呼吸
とうの昔に忘れ置く


なのに
5月の風に吹かれて
揺れる藤の戯れに
日常とかけ離れた感情が
呼び戻され
薄紫の中に2人だけの姿

 


揺れて揺れて
藤風鈴


馥郁と甘く
音色の代わりに漂いて


あなたを思う香りが
一つ 増える

 

 
 
 
 
 
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【20220430】