言の葉の舟 四海を行く

家族と自然と人の心を愛する心筆家のブログ詩集

「暮れる空と新しい朝」

 

梅雨の中休み

久しぶりの星と月

空は暗くなり

暮れていくのに

山の端に光を押しやる

その明るい帯だけは

淡く透き通っていく

今日のいろいろの濃い渋さを

さらりとふきとってくれるような

心地よさ

明日まで私の中を清めて

また新しい朝に見送ってくれる

明日がまた楽しく待ち遠しくなる

 

 

 

【20230623】